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ニブプログラミング

Developers Summit 2021に参加しました

はじめに

 

2/18, 2/19の2日間に渡って開催されたDevelopers Summit 2021、通称デブサミへ参加してきました。といってもコロナ禍の開催ということもありオンライン開催のため、家からの参加です。

 

event.shoeisha.jp

 

 

最初に全体を通しての感想を述べると、日本でコロナウイルスが流行り始めて約1年経ち、各社・各団体がコロナ禍の中で対面した課題にどのように対応していったのかが学べる良いイベントであったなと感じています。リモートワークをより向上させるための方法や、コロナが原因となるシステム負荷への話や活動をこれまでと方向転換をせざるをえなかった、コミュニティに対する話など興味深く話を聴いていました。

 

ニューノーマル、と例えられていましたが、コロナ禍の中ではコロナ禍の前以上に「オープンに」なりつつも、ニューノーマルに適用できるかどうか、がおそらくこれまで以上に暗黙的な壁が立ちはだかって行くのでは無いかなーなんて、ふわふわした感想も浮かんでいます。これは、話を聞く上でコロナ禍での事象を学びとして捉えられるのかどうか、といった組織のカルチャー・価値観であったりコロナ禍での事象を学びとして捉えられるのかどうか、といった組織のカルチャー・価値観であったりを聞いてみての感想です。適応できる企業とそうでない企業の二分化が進むのだろうと感じさせられました。

 

そのほか個人的な面で言うと、エンジニアとして働け初めて約1年弱経ったことで今までと違う視点を楽しめる・ちょっと見られるようになってきました。今までは(自分に大した技術が無い状態にもかかわらず)所謂モダンな技術思考を持っていたところが少なからずありましたが、技術以外の話を聞くことが多く企業のビジョン、ビジネスを達成するための取り組み、プロジェクトマネジメント、負債への取り組み方・・・ アジャイル開発の手法など 色々なセッションを聴講できて楽しめました。

話を聞いていて、自分もいつか将来、組織の課題に対して取り組めるようになりたいなと言うのが心から湧き上がってきた衝動、気持ちです。今は単なる?、1エンジニアですが今以上にもっともっと楽しく働いていけるような取り組みを行えるようになりたいですね。他にはコミュニティ運営などやっていきたいなーという気持ちが以前よりポツポツ湧いており、今回学んだことを活かしてやっていきたいなとも漠然と思っています。

 

取り留めないですが、さまざまな学びをいただけるありがたいイベントでした。

それでは以下に聴講した各セッションの紹介と感想を記載します。

 

  

18-E-1 Effective Remote Working ~リモートワークで最大の効果を得るために~

event.shoeisha.jp

nttcom.github.io

speakerdeck.com

リモートワークのレベルを上げよう!という話です。個人的には冒頭の「一人でもリモートであるならば全員リモートであるように振る舞う」というのが非常に刺さりました。他には意図的な雑談を組み込むであるとか弱みをみせるであるとか、単なるリモートワークのTipsというだけでなく、効果的なチームの働き方を実践するための手法が紹介されていて学びになることが非常に豊富でした。

リモートワークをされる方はぜひ一読して欲しいスライドです。

 

Googleのエンジニアリング文化とGCPの技術動向

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20210218/session/3017/

event.shoeisha.jp

 

普段一番利用しているであろう、Googleのセッションでした。発表者の中井さんはGoogleが発表している論文を翻訳してわかりやすく説明してくださっているとのことで、こちらのリンクはこれから時々目を通してみたいなーと思います。

www.school.ctc-g.co.jp

 

 ・ITの世界は「やってみないとわからない事」があまりにも多い ・「失敗すること」もプロセスの一部と想定して、常に新しいものを作り続ける

という内容の話もあり、個人的には失敗=失敗と捉えがちだったので参考にしようと思えました。また、かなり興奮した?内容としてはBigQueryOmniです。

cloud.google.com

 非常にざっくりいうと、AWSなどでもBigQueryを利用できるという趣旨のもので、ユーザーの使いやすさを何より重視されているのだと思うとただただ感心するのみでした。現在まだ一般公開という状態では無いようですが、すごいと思うばかりです。

 

海外EC事業におけるDXプロジェクト実践 〜商品カテゴリ分類作業でのAI活用による効率化〜

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煩雑な商品登録をAIを利用して効率化させよう、という話でした。自分も前職では商品をカテゴリ別に登録する作業を行ったことがありますが、難しいんですよね・・・ 今まで存在しないものに関しては「どこに登録すれば良いのか?」と悩みますし、人によってカテゴリの観点が異なったり、複数カテゴリ存在するものもあったり・・・ 特に前職で用いていたアイテムである「ねじ」についてちょこちょこと言及されることもあり面白く話を伺っていました。AI以外の話でいうと、開発者側が考えた使いやすさと作業者側が考える使いやすさが異なるということで困った、などのプロダクトとしての話も面白かったです。やっぱり視点が異なることを考える、というのは大事ですね。

 

全国一斉休校によって教育プラットフォームの「Classi」に起こった大障害 〜サービス・組織をどう変化させたのか〜

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コロナ禍でトラフィック急増となったサービスへ対応していった話です。教育系のサービスを運営されており、コロナ禍で取り入れる学校が増えた結果、長年サービスを運営していった中での課題が続々現れてきてしまい、潰しても潰しても課題が生まれてくるという状態だったそうです。その中で組織のあり方・構造的なところを改革されていった・・・ という話です。聴講していて「課題」にみなさんで立ち向かう情景が目に浮かび、大変さと面白さを非常に感じさせられました。かなり苦しいことばかりであっただろうと推測されますが、チームで取り組んで解決できるような組織で働きたいと改めて自分の気持ちも強く思わされるようになりました。事業会社としての取り組みとして非常に素敵なお話でした。

 

セキュアなDevOpsを実現するために今すべきこと

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セキュアなDevOpsを実現するためのお話でした。継続的インテグレーションのなかにセキュアな観点も含めて行くため、というのは大事ですよね。実際に取り入れる・取り入れないは別として、開発工程のあとでセキュリティ面の脆弱性が見つかると無駄な工数を食うようになるのでセキュリティについては今後しっかり学んでいきたい分野の一つでもあります。

 

オンラインでもできる!エンジニアの研修・イベント・コミュニティ育成

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オンラインの中でどのようにコミュニティを育成していくか?という育成方法を紹介されていました。一緒にやってくれる相方を見つける、小さく始める、振り返る・・・ といった手法を紹介されており、自分もちょっとずつ始めてみようかなと思います。小さく始める、振り返る、は特にアジャイル開発の手法でも触れられることが多く、素晴らしい話・道は何にでも当てはまるのかな?なんて思います。

 

楽しく学び続けるコミュニティをリモートワークの世界で0から作って育ててきた話

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セッションの内容とはちょっと異なりますが「はたらく」を楽しくする という理念がちょっと気になりました。自分もはたらく事に対して色々思うことがあり、かつ、はたらくことに対してさまざまな方面から取り組まれている会社様が多いんだなと改めて思うきっかけになりました。自分の価値観のアップデートができ、将来、転職する事になった際には多方面から自分のやりたいことを実現する会社がある、ということが学びです。

本題の内容に関しては(ほぼ)毎日イベントを行うといったすごいことをしていました。これを実現できる組織の環境って素晴らしいですよね。自分もそういう風な取り組みをしていきたい。ただただ凄かったです。

「ITエンジニア本大賞 2021」プレゼン大会

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www.shoeisha.co.jp

どの本が対象になったかは・・・ ご自身の目で調べていただくとして、個人的には読みかけの「ドメイン駆動設計入門」を再度読み直したいと思いました。エヴァンス本を読んだ時の成瀬さんの驚きが非常に伝わってきて、これは読まねばならぬ!とゾワゾワしました。自分のやっていること・感じたことが深く言語化されている、という驚きの感情が伝わってきて良いプレゼンを聞くことができました。

 

ここから2日目のセッションです。

エンジニアに伝えたい!プロダクトマネージャーの頭の中 - プロダクトをもう一段階成長させる仮説の立て方

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エンジニアとはまた違う価値観を学びたいなーと思い参加しました。ユーザー価値、事業収益、そしてビジョン実現といった取り組むべきことの大事さや、言われたことをただ実施するだけではダメといった話を色々教えてもらえました。

 

やったもんがち!ニューノーマル時代を生き抜くために、組織の1メンバーであるあなたがDevOpsを促進する方法

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DevOpsはDevelopersとOperationsの協業、ということで知られる開発手法ですが、組織を変えて行くためにはどうすれば良いのか?という学びを教えてくれる話でした。何かを変えていこうとする中で、行動しようとする自分が偉い、すごいといった錯覚や、所属している組織がレガシーであるとかを感じてしまいやすく、自分もすごく感じがちですが、そのアンチパターンを嗜めてくれる良いセッションでした・・・!(しかも、優しく優しく説いてくれます。責めるような要素がないのも聞いててほっとしました。)

あくまでもDevOpsも手段のひとつでしかなく、自分のやりたいことは「手段」のひとつでしかない。ということを頭の中にしっかりと刻み込んで行く必要がありますね。記事を書くにあたって読み直していましたが、このスライドは何度も見直して、心にも刻み込みたいと思います(笑) そのくらい勉強になるスライドの一つでした。別に開発・運用だけのコラボレーションだけが大事なのではなく、組織の中でのコラボレーションなどなど、掛け合わせることは無限大だなと可能性も感じさせてくれます。ぜひ、読んでもらいたいスライドの一つです!!

 

現場起点のアジャイル開発と組織のカルチャー ~ビルドトラップを避け、生徒に“熱狂”を届ける~

 

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ビルドトラップって何?というところが自分の学びになるかと思って参加しました。ちなみに説明すると、

  • 組織がアウトカムではなく、アウトプットで成功を計測しようとして行き詰まっている状況
  • 際に生み出された価値ではなく機能の開発とリリースに集中してしまっている状況

だそうです。作ること・届けることに目が向いており、実際に生み出される(であろう)価値や成果に目が向いていない ということで非常に耳が痛いというか、単なる作業員であってはならないなと思わせてくださるセッションでした。デュアルトラックアジャイルやプロダクトディスカバリーなど開発手法に関する知らない単語も多く、今後学ぶ必要のある分野が少しずつわかってきた気もします。

 

Zenn 個人開発の限界に挑んだ話

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Zennの話が聞けるということで、真っ先に聴講を決めたセッションでもあります。catnoseさんのプロダクトに対するこだわりの話などが聞けてとても楽しかったです。速度面を気にされた実装であったり、「あえて」Qiitaを意識しないなど開発の話が面白かったです。自分もcatnoseさんのようにプロダクトを作っていけるようになりたいですね・・・

 

ソフトウェアテスト自動化ジャーニー

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ソフトウェアテストをなぜすべきか?という話。すべて自動化テストを行うのは「無理」であったとしても導入して行くことで効率化を測れたりする、というのをロジカルに説明されていました。別にテストを書けばそれだけで品質が担保されるというものではないですが、ユニットテストくらいは書いて行けるようにまずはなっていきたいですね。

 

なぜニューノーマルが服屋のグローバル開発組織を加速したのか

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ユニクロでお馴染みファーストリテイリング様の話。こちらでもコロナ禍での組織の話を聞くことができました。日本人だけでなく海外の方も多数いらっしゃることもあり、色々と苦労された話を伺えました。システムも内製化を進められている最中出会ったり、「現場・現物・現実」という服屋の文化など事業会社様の話として非常に面白かったです。「服屋」としきりに言われており社内でもその表現をされるのだろうなと考えていました。何気ない単語ではありますが、前職でも「ねじ屋」と社内で例えられることも多かったので会社のカルチャーを端的に表しているのだろうと思っています。

知られざるユニクロの世界、という感じで面白かったです。ECサイト自体はリプレイスされているそうですが、それでもジルサンダーコラボなどは新しいシステムを持ってしても負荷の方が強いそうで、笑いながら(向こうの立場なら笑えませんが・・・)楽しく聴講させてもらいました。

 

Atomic Scrum 不確実性が高い時代におけるエンジニアの生産性を最大化する方法

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このセッションが一番「ヤバイ」やつでした。歌う・踊る・動くの三拍子で「ゆめみの片岡さんってこんな人なの!?」と驚きが多かったです(笑)

note.com

とはいえ仰られている内容は良いことが多かったです。また、自分が以前のデブストで話を聞いて、実践している「低い目標」の話もあって、取り組んでいることは間違いではないのだなと考えを改めて強めさせてくださる効果もありました。発表自体は正直聞き取れてないところも多いので、また見返していきたいと思います。

 

アジャイルなチームをつくる『ふりかえり』のガイド

https://event.shoeisha

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ふりかえりエバンジェリストってなんやねん!?って思ったのですが、スクラムブートキャンプや見積もり実践入門などの本にも携わっていらっしゃった方でした。アジャイルで大事なふりかえりを実践するための方法などを説いてくれており、スライドも面白く楽しく聞くことができました。忙しくて振り返る時間なんてないよ・・・と思うことが自分もありますが、走り続けると視野は狭くなるため意図的に立ち止まって、次にすべきことを考える・・・ というのは言われてみると「確かに!」と感じることも多かったです。(バグを生み出した時とか・・・) その際に「みんなで」止まることを説明されており、チームでの行動は大事だなと改めて教わった気がします。

アジャイル開発に対する知識の少なさと実践の少なさが私自身の弱点でもあるなと思ったので、おいおい学習する必要がありますね。

 

番外編(?)

聴講してないですが、Twitterで流れてきて「すごい!」って思ったのでこれも載せておきます。

New Normal 時代のコミュニティは誰もがチャンスに満ち溢れている。

speakerdeck.com

私も作者の方とほぼ同じ年齢でIT業界に入りましたが、こうやって活躍されている方の話を聞くとすごくモチベーションが上がりますね。冒頭の感想でも述べたニューノーマルに適応できるかどうか、というのはこの人の話に寄るところが大きいです。だって、、できる人とできない人の差がこうやって広がるんだろうなと目に見える形で示されたからです。今までもやれる人はやってましたが、場所の制約がなくなってある意味解き放たれた(笑)わけですからこういった人に負けないように(とはいえ人と比べる必要はないですが)していかないと生き残っていけないのかなぁと少し危機感を覚える程度に刺激を受けました。

 

おわりに

 

と、こうやって振り返り記事を書いていたら時間があっという間に過ぎてしまいました。午後1時過ぎから始めたはずなので、ガッツリ時間を割いた形になります。こういう時間の使い方ももっと効率的にして行くべきだなーと思いつつ、それを「学べた」ということが良かった。ということにしておきます。ふりかえりは大事ですね。

 

時間がかかったのも(後日になってふりかえりをするのも)やっぱり話を聞いていて「ガヤ芸人」をしたいなと思ってついついチャットやTwitterを開いてしまう(だってオンラインで反応がわからないのって発表者側からすると嫌じゃないですか〜!)という状態なので致し方ない部分もあるかなとは思います。セッションを聞いていて、これ会場だったらみんな笑うだろうなとかいう瞬間はやっぱりみんなで共有したいんですよね。

 

私もニューノーマルに適用していった結果として、今まで以上に学びの場を広げ、成長するためにコツコツと学習・活動を行ってまいりたいと思います。

最後まで見られた方は少ないかと思いますが、、、最後まで読んでくださってありがとうございました。