エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761270438/tsundoku-hm-22
- 作者:グレッグ・マキューン
- 発売日: 2014/12/12
- メディア: Kindle版
Kindleで半額だったのでこの機会に買ってみました。時々見かける本でもあったのですが、何より最近の自分は「やりたいことが多すぎる」ということに悩んでおり、自分の思考をシンプルにさせるためにも買ってみました。結果的には「何が大事なのか?」という優先順位付、もっというと何が一番大事でそれ以外は何なのか?と考える必要があると思わされたので、得るものはありました。 なんでもやるやる!ではなくて、私の場合「どういうエンジニアになっていきたいのか?」を念頭に、具体化した上でそれを達成・実現するための「全力を注ぐための」取り組みが必要だなとここ最近感じていることを具体化してくれました。
Amazonの出版社より に書かれている概要は下記の通りです。 非エッセンシャル思考 - やらなくては - どうすれば全部できる? - なんでも引き受ける - 失敗を認めたくない - 仕事が増える - 多くを望み、得るものはすくない
エッセンシャル思考
- これをやろう
- 何に全力を注ぐ?
- 本当に重要なことしか引き受けない
- 進んで損切りをする
- 成果が増える
- 小さく始めて、大きな成果を得る
全体的に、非エッセンシャル思考とエッセンシャル思考の対比でストーリーが展開されていました。 自分も非エッセンシャルな思考パターンに陥っているなと感じることも多く、伸びしろです・・・!
(前職の話ですが)仕事は基本的にNoと言いませんでしたし、それがプロの仕事だと思っていましたが、自分が成し遂げたいものがあればNoということがプロであると改めて感じさせられました。思わぬところで自分の「プロフェッショナル観」が変わるのは副次的な効果でした。
必要なところにフォーカスしていく、というところ以外には
- マインドフルネス
- すぐに反応しない、すぐに飛びつくのではなく調査・検討に時間をかける
- バッファを取る
- リラックスできる時間を用意する
- 日記を書く
- より少なく、より良いものを意識的に中身を減らして書く(習慣が根付くまでは)
- シンプルで具体的、測定可能な目標を用意する
- 日々のささやかな進捗を出す
- 小さな達成を繰り返していく
- 繰り返し実行していく
- 習慣化
などが個人的に刺さった内容でした。プログラミングにも通じるところがありますね。
さて、という感じの読書メモでした。 今回Kindleで買ったため、メモとハイライト機能がとても便利でした! 普段は紙派なのですが、こういう読書メモを残しやすいのは圧倒的にKindleですね。漫画とビジネス・自己啓発系はKindleが多いのですが、たまには技術書もKindleで買ってみようかなと思えました。